常念山脈(長野) 大天井岳(2922.1m)、東天井岳(2814m)、横通岳(2767.1m) 2020年8月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 23:34 駐車余地−−23:41 林道終点−−0:29 大滝−−1:10 笠原沢−−1:34 最終水場−−2:26 常念乗越−−3:56 東天井岳直下−−4:41 大天荘−−4:49 大天井岳 5:46−−5:54 大天荘−−6:33 東天井岳直下−−6:40 東天井岳−−6:45 縦走路−−7:16 2690m鞍部−−7:30 横通岳 7:35−−8:01 常念乗越−−8:05 熊見物 8:09−−8:30 最終水場−−9:00 笠原沢−−9:23 大滝−−9:54 水浴び 10:00−−10:01 林道終点−−10:06 駐車余地

場所長野県松本市/安曇野市/大町市
年月日2020年8月1日 日帰り
天候快晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場一ノ沢林道の駐車余地を利用
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れれば大展望
GPSトラックログ
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コメント当初予想より早く週末に梅雨明けしそうな気配で大天井岳に日帰りで出かけることに。夜中から満天の星空で天候に恵まれたが、長野北東部や新潟方面は大雨警報が出るほど天候が悪く、志賀高原や頚城山塊は雲の中で尾瀬、奥日光方面も雲で見えなかった。常念小屋及び大天荘のテント場は思ったよりも混雑していて驚いた。土曜日午前中に一ノ沢ルートを登ってきた登山者は100人程度はいたと思うが大パーティーは皆無だった


地図(クリックで等倍表示)


毎度使う駐車余地。先客は1台で残りは夜に埋まった 林道終点の登山指導所。下山時には人が詰めていた

常念小屋の予約状況が張り出されていた。満室の日は予想外に少ない。テント場の予約状況はどうなのだろう?
山ノ神 大滝
いつもは涸れている沢に流れあり 笠松沢
本流にかかる最初の橋。それほど増水していない 胸突八丁
安曇野の夜景 最終水場で水補給。でもほとんど飲まなかった
常念乗越。小屋の明かりが見えた 松本〜塩尻付近の夜景
東常念岳南側鞍部 4時20分前にLEDライト不要な明るさに。もう夜明けが遅くなっている
東の空は雲海。浅間山は見えるがそれ以北は雲の中 大天荘が見えた。思ったよりテントが多い
夜明け前の大天荘。金曜でも幕営者が結構いたようだ
小屋の中では朝食の真っ最中。温かそうで羨ましい 大天井岳山頂。北寄りの風が冷たい!
大天井岳からの南〜西〜北の展望(クリックで拡大)
大天井岳からの西〜北〜東の展望。北側は背の高い雲が多く立山、剱岳、後立山、頚城山塊、志賀高原は見えなかった(クリックで拡大)
大天井岳から見た夜明け前の槍ヶ岳〜穂高連峰
大天井岳から見た南側の展望
大天井岳から見た八ヶ岳
大天井岳から見た南アルプス。明るくなってからは池口岳や中ノ尾根山が微かに見えた
大天井岳から見た中央アルプス
夜明け後の中央アルプス〜穂高間の山々。恵那山が微かに見える
山頂の気温は+5℃前後 大天井岳から見た燕岳への稜線。餓鬼岳より北は雲の中
大天井岳から見た浅間山。四阿山以北は雲の中 雲の上から日の出
日の出直後の槍ヶ岳〜穂高連峰。大天井岳の影が映る 日の出直後の槍ヶ岳。山頂に数人いた
日の出直後の常念岳。無人 日の出直後の蝶ヶ岳。テントが多く山頂にも人の姿あり
硫黄尾根の硫黄岳 硫黄尾根の赤岳。いつか登らねば
下山時の無人の大天井岳 コケモモ
ミヤマダイコンソウ。もう最終盤 アオノツガザクラ。これからが盛り
タカネヤハズハハコ コイワカガミ
ミヤマキンバイ。大天荘周辺に多い イワツメクサ
テントの数は半減か タカネツメクサ
コゴメグサに違いないが細かな種類は私では判別不能 たぶんタカネスミレ
コマクサ。あちこちに点在 中天井岳直下から見た常念山脈南部
チングルマ ツマトリソウ
毛があるのでチシマギキョウ キバナシャクナゲ
2630m鞍部北側の残雪 北西から見上げる東天井岳
ヨツバシオガマ 東天井岳南側の2770m鞍部
2770m鞍部から東天井岳を見上げる 東天井岳山頂
東天井岳から見た南〜西〜北の展望(クリックで拡大)
2770m鞍部東側の残雪 ミヤマキンポウゲ
ハクサンイチゲ
2770m鞍部から見た常念岳 2640m鞍部付近から見た木曾御嶽、乗鞍岳
2640m鞍部付近から見た涸沢 夏だけどミヤマアキノキリンソウ
2640m鞍部付近の横通岳分岐 奥のピークが横通岳
横通岳山頂 横通岳から見た常念岳
横通岳からの360度パノラマ写真(クリックで拡大)
横通岳から見た立山、剱岳。いつの間にか晴れていた 横通岳から見た鹿島槍ヶ岳
横通岳から見た燕岳と針ノ木岳 横通岳から見た常念岳山頂
横通岳から見た木曾御嶽
横通岳から見た乗鞍岳
横通岳南直下から見た常念小屋 ニガナのなかでもたぶんミヤマイワニガナ
ハクサンオミナエシ ヤマハハコ
ゴゼンタチバナ。樹林帯に咲いている 常念岳にガスが上がってきた
テント場。朝より格段に数が減っている 常念乗越
オトギリソウだがイワオトギリなのかシナノオトギリか私では分からない ヨツバシオガマ
エゾシオガマ ウサギギク
常念乗越東直下のお花畑にて。距離は50m以上。じっくり観察できた ハクサンフウロ
カニコウモリ クルマユリ
最終水場 ミヤマカラシ。からし菜の仲間らしいので食えそう
カラマツソウでもたぶんミヤマカラマツ シモツケ
センジュガンビ。胸突八丁を登ると登場 イブキトラノオかなぁ
たぶんクガイソウ このでかい葉で分かりそうなものだが不明
オオバギボウシ ソバナ
胸突八丁は渋滞気味で長時間待たされた マルバダケブキかと思ったが、自信はないがカイタカラコウっぽい
オオバミゾホウズキ ニッコウキスゲ
斜面が崩れて登山道を埋めている。迂回路あり 水辺に咲くイワイチョウ
本流を渡る最下流の橋 笠原沢
大滝 タマガワホトトギス。沢の近くにあった
古池 山ノ神
林道終点近くで水浴び 林道終点。登山指導所に人が入っていた
路側にも駐車。今日は入山者が多い まだ秋ではないが林道脇で萩が咲いていた
駐車余地到着


・長野市内では金曜日は予報より天気が良く、土日も好天の予報。所要により金曜は午後半休して早めに出発が可能となったため、通常では睡眠時間の関係で日帰りでは山頂での日の出が無理な大天井岳に向かうことにした。鹿島槍とどちらにするか悩んだが、結果的には鹿島槍などの後立山の天候回復は遅れたので判断は正解だった。ラジオの天気概況では土曜朝は新潟上越地方は大雨警報が出ていた。妙高、火打などの頚城山塊はずっと雲の中だった。

・今年は小屋の収容人数は半分以下にして完全予約制。テント場も予約制となり天候の事前予想ができないので宿泊登山がやりにくくなった。地元の人間が少ない枠を取るのは遠方からやってくる登山者の排除につながるので、今年は北アルプスは日帰り登山のみの予定。

・小屋泊まりの定員が例年より激減し小屋の予約が「プレミアムチケット」化して大半の日が満員かと思いきや、登山口に張り出された予約状況では意外と空きが多かった。ただし、今回の山行では大人数のツアーパーティーは皆無だったので、もしかしたら今年は山小屋の方がツアー客で占有されるのを防ぐためにツアーの予約を断っている可能性あり。

・週末の混雑で予約できない事態を避けるためか、金曜宿泊のテントは予想外に多かった。おそらくお盆以外の平日ならテントの予約が満杯になることは、テント場が狭い場所以外はそうはないと思われる。

・土曜日午前中にすれ違った登山者は100人はいたと思う。宿泊装備の人が半分程度、残りは日帰りと思われる軽装の人。今年は小屋の予約が困難なので全体的に日帰り登山者が増えると思う。

 

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